A24製作、セリーヌ・ソン監督の最新作『マテリアリスト 結婚の条件』が公開中だ。このたび、エンドクレジットソングであるジャパニーズ・ブレックファストの「My Baby(Got Nothing At All)」と本編映像を組み合わせたスペシャル映像が解禁された。

 『パスト ライブス/再会』でアカデミー賞作品賞・脚本賞にノミネートされたセリーヌ・ソン監督が手がける本作は、ニューヨークの結婚相談所で働く敏腕マッチメーカー・ルーシーを主人公として描くラブストーリー。“恋愛”を感情だけでなく“資産価値”でも冷静に判断するマテリアリスト(=物質主義者)のルーシーをダコタ・ジョンソン、夢を追い続ける売れない俳優の元恋人ジョンをクリス・エヴァンス、理想的な条件を備えた投資家ハリーをペドロ・パスカルが演じている。

 公開後、SNSでは「よくあるラブコメかと油断して観たら予想以上に良くて心に沁みて涙腺が…」「“結婚”の意義を説いてくる。さすがのストーリーテリング」「結婚について考えることが増えてきた私にはブッ刺さりました」など共感の声が続出。「My Baby(Got Nothing At All)」についても、「映画の雰囲気にぴったりだった」といった反響が寄せられている。

 今回公開された映像では、「マイ・ベイビー 私の愛しい人は 何も持ってない」という印象的な歌詞に乗せて、ルーシーが抱える葛藤が映し出される。お金も地位もないが愛する元恋人ジョンと、結婚相手として理想的な条件を備えたハリー。その間で揺れ動くルーシーの心情と楽曲の世界観が重なり合い、物語終盤へ向かって加速する3人の感情をドラマチックに映し出している。

 楽曲を手がけたジャパニーズ・ブレックファストは、韓国系アメリカ人アーティストのミシェル・ザウナーによるソロプロジェクト。アルバム『Jubilee』(2021年)がグラミー賞主要部門にノミネートされるなど高い評価を受けている。

 ミシェルは今回が初の映画音楽制作だったといい、2025年2月にセリーヌ・ソン監督からオファーを受けたときのことを「幸運な巡り合わせだった」と振り返る。ほぼ同世代で韓国系アメリカ人という共通点を持つ2人は以前から互いの作品のファンだったという。

 本作がほぼ完成した段階から曲を書き始めたミシェルは、周囲の30代独身の友人が置かれている難しい立場に思いを馳せながら「My Baby(Got Nothing At All)」を完成させたという。主人公ルーシーを思わせる、お金のない相手に恋をする女性の視点で描かれた歌詞には、自身の恋愛体験も反映されているという。

 そんな楽曲にソン監督は「彼女(ミシェル・ザウナー)とのコラボレーションはまさに天国のような体験でした。彼女は驚くほど素早く、そして深くこの映画を理解してくれました」とコメント。「『My Baby(Got Nothing At All)』は本当に美しく、映画に完璧にマッチしています」と絶賛している。

 また、あわせてダコタ・ジョンソン、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカルの撮影中のオフショットも公開された。ダコタのチャーミングな笑顔や、キャスト同士がリラックスした表情を見せる姿など、本編では見ることのできない貴重な瞬間が収められている。

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