櫻坂46の山﨑天が声優に初挑戦した長編アニメーション映画『我々は宇宙人』から、山﨑演じる目黒小夏と主人公・翼の関係を描いた小夏版予告と新ビジュアルが公開された。あわせて、映画の公開初日となる9月25日から、東京・新宿で制作資料を紹介する展覧会が開催されることも決まった。

 本作は、映画レーベル「NOTHING NEW」が初めて手がける長編アニメーション。企画・脚本・監督は、YOASOBI「優しい彗星」のミュージックビデオなどを手がけた門脇康平が務めた。

 平成のある田舎町を舞台に、内気で“普通”であることに悩む少年・翼と、クラスの人気者で“特別”な存在の暁太郎の30年にわたる友情を描く物語。翼を坂東龍汰、暁太郎を岡山天音が演じるほか、小夏役で山﨑天、バタ原役で松井ケムリ(令和ロマン)が参加する。

 小学3年生の春に出会い、親友になった翼と暁太郎。二人だけの遊びや何げない会話、夕暮れの帰り道をともに過ごしていたが、ある日を境に暁太郎がクラスで浮いた存在となり、やがて取り返しのつかない事件が起きる。「もしもさ、俺が宇宙人だったらどうする?」という問いとともに、二人の青春と、消したい記憶をめぐる物語が展開する。

 今回公開された予告は、小学生から高校生へと成長していく翼と、家が近いクラスメイト・小夏の時間を切り取ったもの。小学生時代の何げないやりとりから、一緒に下校する高校時代へと移り変わっていく。風邪で学校を休んだ翼に小夏が宛てた手紙や、小夏を前にした翼が「あ!あのさ」と意を決したように声をかける場面も収められている。

 高校生の小夏を演じる山﨑は、本作で声優に初挑戦。幼少期の小夏は、オーディションで選ばれた鈴木咲が演じている。山﨑の収録は、鈴木の声を聞きながら、話し方や声の高さを参考にして進められたという。

 門脇監督から、まずは鈴木の声をまねるつもりで演じるよう助言を受け、そこから山﨑自身の声とのバランスや感情の乗せ方を調整。幼少期から成長した一人の人物としてつながる声を探っていった。

 初めての声の芝居について山﨑は「声のお仕事はずっとやってみたかったので、すごくうれしかった」としながらも、「未知の世界すぎてちょっと難しかった」「本当に監督に助けていただきながら収録を重ねていった」とコメント。自宅でも何度も自分の声を録音して聞き返したといい、「かわいい小夏ちゃんを頭の中でイメージしながら、相談しながら、どんどん小夏ちゃんに近づけていくっていうのを繰り返していました」と試行錯誤を重ねた収録について語っている。

 また脚本を読んだ際には「この気まずい感じと、このもどかしいなんとも言えない感情、あった」と自身の記憶を重ね、「すごく懐かしい気持ちを思い出させてもらった」と、翼と小夏の関係に共感を寄せている。

 また、「『我々は宇宙人』展―完成までの軌跡―」が、9月25日から10月4日まで、東京・新宿マルイ アネックスで開催される。企画段階から完成までの過程を、実際に制作で使われた原画や絵コンテなどとともに紹介。制作現場を再現した空間も設けられる。入場無料。

 会場ではTシャツ、トートバッグ、アクリルキーホルダー、ポストカードなどのオリジナルグッズを販売するほか、門脇監督によるサイン会も予定されている。

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