新学期開始からおよそ1カ月ほどが経ち、ゴールデンウィーク期間を迎えた。
そうしたなか、日本代表の元キャプテン吉田麻也が中学生時代の話を明かしていた。
吉田は名古屋グランパスでプロになると、オランダ、イングランド、イタリア、ドイツ、そして、アメリカでプレーしてきた。
37歳になった現在は、MLSのLAギャラクシーに所属しており、英語で会見をこなすほどの語学力を身に着けている。
吉田は長崎県出身だが、小学校卒業と同時に名古屋グランパスのユースチームに入団するため名古屋へ引っ越した。
転校先の中学で1年生の1学期は、ほとんど誰とも喋らなかったという吉田は、interfmの『Treasure in Talk』で、こんな話も明かしていた。
「1学期も終わりのほうで、結構慣れてきている自分もいたんですけど、何かの拍子に先生が『今日は教科書使いません』って言ったんですよ。
それで、みんなイェーイ!ってなって、僕もテンションが上がってイェーイってなった時に、『教科書、なおしていいですか?』って言ったんですよ。
長崎とか九州では、仕舞うことをなおすって言うんですけど。
なおしていいですか?と言った時に、みんながえっ?キョトンとなって、教室中がシーンってなっちゃって、それでやっちゃったと思って(笑)そこから、さらに喋らなくなった(笑)
これは地方から都会に引っ越した人はみんな共感してくれていると思うんですけど…」
「方言が出てしまって、自分のほうが変なんだって、思春期だったのですごい傷ついて、そこからさらに喋らなくなった話があります…もういっこあるわ!
同じ先生だったんだけど、1年生の時の担任の先生が、文化祭か体育祭の準備をしている時にすごいみんなが疲れていて、ホームルームで『みんながえらいのは分かるけどね、頑張らなあかんよ』って言っていて。
えらいのに!?なんで俺らがえらいんだ…と思って、なんもえらいことしてないぞって思ったんですけど。
愛知県の方言で、えらいって疲れているっていう意味なんですよ。でらえらいげって言うんですけど(笑)めっちゃきついぜっていう意味なんですよね。
えらい、えらいってみんな言うんですよ。
そういうローカルルール…というか方言の違いで本当に中学1年生の時は苦しみました。
その時にたぶん語学への色んなものが開花したんじゃないかなと思います」
長崎と愛知の方言の違いに戸惑ったようだ。
ただ、「その影響もあってか、色んな言語があるんだなというのを体感して、学ぶことに興味が出てきた」そうで、「言葉が話せると世界が広がる」とも語っていた。
方言での失敗を人生的にはプラスの経験にした吉田は、方言は恥ずかしいことではないと地方出身の学生にエールも送っていた。
筆者:井上大輔(編集部)

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