ベガルタ仙台に所属した「最強の日本人選手5名」

ベガルタ仙台に所属した「最強の日本人選手5名」の画像はこちら >>



J2・J3百年構想リーグのグループAで開幕から9試合負けなしという結果を残し、首位をひた走っているベガルタ仙台。東北の雄としてかつては長くJ1を戦い、2011年の東日本大震災の際には被災地を代表するクラブとして希望の一つとなった。



今回はそのベガルタ仙台に所属した「最強の日本人選手」を5名ピックアップした。



小村徳男



ベガルタ仙台の「最強レジェンド」であれば千葉直樹や菅井直樹、関口訓充などを選ばなければならないところであるが、今回はプレーヤーとしての実績の評価となるため、日本代表としてワールドカップにも出場している小村徳男を選出した。



順天堂大学から1992年に横浜マリノスへと加入し、Jリーグの黎明期にセンターバックとして活躍。特に空中戦とヘディングを武器にしたクラシカルなスタイルを持ち、1996年にはディフェンダーでありながらハットトリックを達成した。その3ゴールのうち2ゴールは持ち前の頭でのものだった。



ベガルタ仙台には2002年に加入し、2シーズンに渡ってレギュラーとしてプレー。2004年にサンフレッチェ広島へと移籍している。



柳沢敦



西村拓真と迷ったものの、やはり日本代表の一時代を背負った選手ということで柳沢敦をピックアップした。



富山第一高時代は3年連続でインターハイ出場。高校選手権でもスターの一人として話題を集め、1996年に高卒で鹿島アントラーズへと加入した。ルーキーイヤーから5得点を決めるなどJリーグでも早々に頭角を現した。



フィリップ・トルシエ監督の下で五輪代表、A代表の中心的な存在となり、ジーコジャパンでもストライカーの一角としてプレー。オフ・ザ・ボールの動きと周りを使う連動性で信頼を獲得し、ワールドカップでも2大会(2002、2006)に出場している。



ベガルタ仙台には2011年に加入。

怪我を抱えていたことから活躍は限定されたものの、AFCチャンピオンズリーグにも出場したJ1時代のチームをバックアップとして支えていた。



佐藤寿人



クラブのレジェンドでもあり、Jリーグのレジェンドでもある「ベガルタ仙台の歴史上最高のストライカー」。ゴール前での緻密な動き出しから繰り出すシュートで、キャリア通算265点を叩き出した。



もともとは兄の佐藤勇人とともにジェフユナイテッド市原の下部組織で育ち、トップチームにも昇格したものの、出番を求めてセレッソ大阪へと期限付き移籍。プレー時間は限られたものの天皇杯で結果を残し、2003年にベガルタ仙台へと完全移籍した。



東北の地に乗り込んだ彼はいきなり頭角を現し、ゴールを量産。チームがJ2に降格した次年度はさらに凄みを増し、リーグ得点ランキング4位となる20ゴールを奪取するなど大ブレイクした。その後サンフレッチェ広島へと移籍し、日本を代表する点取り屋へと成長していくことになる。



シュミット・ダニエル



ベガルタ仙台のGKとしての出世頭は、林卓人か、あるいはシュミット・ダニエルのどちらかであろう。今回は日本代表においての活躍度を考え、後者をピックアップした。



アメリカで生まれ、2歳で仙台に移住したという経歴を持つシュミット。東北学院高時代にはベガルタ仙台の練習参加を経てプロ契約のオファーも受けたが、中央大への進学を選んで成長。川崎フロンターレに特別指定で加入した後、再びベガルタ仙台からの誘いでプロ入りした。



ロアッソ熊本松本山雅FCへの期限付き移籍を経験し、その後仙台へと復帰。

2年半の間で日本代表にも招集される活躍を見せ、2019年夏にベルギーのシント=トロイデンへと羽ばたいていった。



板倉滉



ベガルタ仙台に所属した「最強の日本人選手5名」
画像: (C)Getty Images

(C)Getty Images



ベガルタ仙台に所属したのはわずか1年であるが、その期間でのプレーによってキャリアを大きく飛躍させた板倉滉。



川崎フロンターレの下部組織から2015年にトップ昇格を果たしたが、なかなか継続的に出場機会を獲得できず。その中で2018年にベガルタ仙台への期限付き移籍を決意し、J1で初めてレギュラーポジションを確保。天皇杯準優勝に貢献し、ファンの投票によるチーム内ベストイレブンにも輝いた。



その実績によって2019年1月にはマンチェスター・シティへと移籍。その後はフローニンゲン、シャルケ04、ボルシアMG、そしてアヤックスと渡り歩き、ヨーロッパで活躍を続けている。



日本代表の中核も多数輩出!FC東京「歴代最強の日本人選手」5名



※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。



筆者:石井彰(編集部)

編集部おすすめ