【短期連載】プロ野球選手のこだわりアイテム教えます/岸潤一郎(埼玉西武ライオンズ):ファッション編

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埼玉西武ライオンズ所属の選手に、こだわりアイテムを聞く短期連載。今回からはファッション編として、選手達が日頃愛用している洋服や靴、バッグなどを紹介していく。

ファッション編1回目は、5月17日の試合で、自身2年ぶりのアーチを記録した岸潤一郎が、大先輩からプレゼントされたという、スニーカーを持って登場!



オフの補強で芽生えた新たな闘争心



高校野球の名門・明徳義塾高校では、1年春からベンチ入りし、春夏合わせて4度の甲子園を経験した。大学進学後はケガに苦しみ一度野球を離れたが、独立リーグ四国アイランドリーグplusの徳島インディコソックスからの誘いもあり再起を決意。独立リーグで2年間結果を残して2019年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズに8位で指名を受けた。



プロ入団後は、2年目で初の100試合出場を達成し、その後も外野陣の中心として活躍を見せた。しかし昨季は、ケガの影響で出場は10試合と苦渋をなめた。そこからのリベンジを誓った今季は、スタメン出場、途中出場も含めて35試合に出場(5月20日時点)、打率は決して満足のいくものではないが本人は「場面場面でしっかりと準備できているので、コンディションとしては順調です」と復活への手応えをつかんでいる。



昨オフチームは、2度のゴールデングラブ受賞を獲得している桑原将志をFAで、また台湾プロ野球で通算112本塁打を記録した林安可と、外野手を補強した。これについて岸は「ここ数年間で在籍していた外野手が力不足だったと判断されて補強したと思います。そういう意味でも、新しい戦力に対して僕や長谷川信哉などは気持ち的にも燃えるものはありますし、いいチーム内競争ができている印象も強いです。僕としては、意識する存在が増えたことをプラスに捉えて、スタメン、途中出場問わず、チームの勝ちに貢献することだけを考えるようにしています」と語るさまざまな経験をしたプロ1年目のシーズン。その中でもプロのすごさを感じた試合をこう語る。



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画像: オフの補強で芽生えた新たな闘争心


レジェンドからのプレゼントが新たな宝物に



昨季ケガで苦しむ中で、3軍で頑張る若手選手と接することで、野球に対する取り組み方を考え直すこともできたという岸。また、今年の春季キャンプでは、栗山巧、中村剛也のベテラン2人と過ごししたことでも、いい刺激をもらったという。

特に同じ外野のポジションである栗山からは学ぶものが多いという。「1打席はもちろん、1球に対する事前準備を怠らない。ベンチにいても相手投手のデータ、マウンド上の様子などをくまなくチェックしています。そういう姿を見ていると、準備の大切さを改めて実感させられます」



そんな岸のお気に入りファッションアイテムは、昨年栗山からプレゼントされたナイキのスニーカーだ。「独立リーグ時代のアメリカ遠征時に買ったナイキのスニーカーをずっと履いていたんです。かなりボロボロでしたが気に入っていたので履き続けていました。そして昨年のファーム遠征のときに、そのスニーカーをみた栗山さんに『もっとちゃんとしたやつ履けよ』と言われ、事情も説明したんです。そしたら、次の週に栗山さんが、ナイキのスニーカーを2足プレゼントしてくださったんです。本当にうれしすぎて、それから、栗山さんにもらったスニーカーしか履いていないです。より長く愛用できるように、雨の日は履かず、手入れも今まで以上にするようにしています」



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画像: 栗山からプレゼントされたナイキのスニーカー。出かけるとき履いているとのこと

栗山からプレゼントされたナイキのスニーカー。出かけるとき履いているとのこと



長きにわたりチームを支えた栗山は、今季限りでの引退を表明している。その魂を受け継ぐ一人として、チームの勝利に貢献していきたいという岸。

「チームの勝ちだけを意識して、出場していないときもベンチでの声出しを怠らず、どんな場面でも必要なピースとして頑張っていきたい」と、力強い言葉を残してくれた。



取材・構成:松野友克(Baseball Times編集部)
画像提供:埼玉西武ライオンズ、共同通信社

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