税関総署報道官で統計分析司司長の呂大良氏は、国務院報道弁公室が13日に開いた「中国経済の質の高い発展の成果」シリーズ記者会見で、2024年の中国の輸入は前年比2.3%増の18兆3900億元(約386兆1900億円)だったと明らかにしました。世界貿易機関(WTO)が発表した最新データによりますと、24年第1~3四半期(1~9月)の中国の輸入の伸び率は世界平均を1ポイント上回り、通年で世界第2位の輸入国の地位を維持する見通しです。

呂氏によりますと、24年の中国の国内工業生産は安定を保ちつつ上昇し、電子部品の輸入は10.1%、半導体製造設備の輸入は21%、コンピューター部品の輸入は62.6%それぞれ伸びました。コモディティ分野では、砂鉄の輸入量は4.9%、天然ガスの輸入量は9.9%、石炭の輸入量は14.4%それぞれ伸びました。消費市場は安定成長し、多くの民生消費財の輸入需要も比較的旺盛で、服装の輸入は5.6%、果物の輸入は8.6%、ワインの輸入は38.8%それぞれ伸びました。(提供/CRI)

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