トランプ氏が20日正午、首都ワシントンの連邦議会議事堂で行われた就任式で宣誓し、第47代米国大統領に就任しました。4年ぶりの返り咲きとなります。

就任初日は、計40件以上の大統領令に署名し、移民や貿易、エネルギーと気候変動、連邦政府の能力と効率性の回復に向けた新たな機関の設置、キャピトル・ヒル暴動(2021年1月6日に発生した米連邦議会議事堂襲撃事件)、「TikTok(ティックトック)」などの政策についての考えを実行に移しました。

米メディアは、トランプ氏が就任初日に最も多くの大統領令に署名する記録を樹立したと伝えました。

トランプ大統領が署名した重要な大統領令には、国際的な気候変動対策の枠組みである「パリ協定」からの再度の離脱、世界保健機関(WHO)からの離脱、違法または一時滞在中の両親から生まれた子どもに対する「出生による米国籍の取得」制度の廃止、メキシコ湾の「アメリカ湾」への改称、米国初の全国的なエネルギー非常事態宣言などが含まれています。

トランプ大統領はまた、メキシコとカナダからのすべての輸入品に対し、2月1日から25%の関税を課すことを検討しているとも表明しました。(提供/CRI)

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