中国商務部が3日に発表した最新のデータによると、2024年には中国のサービス貿易が急成長を遂げ、年間輸出入総額が初めて1兆ドルを突破し、過去最高を更新した。これは構造の最適化が進み、幅広い発展の可能性を示した。

24年の中国全土の年間サービス輸出入総額は前年比14.4%増の7兆5238億元だった。そのうち輸出は同18.2%増の3兆1755億6000万元、輸入は同11.8%増の4兆3482億元4000万元、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆1726億8000万元の赤字で、赤字額は同314億3000万元減少した。

中国商務部国際貿易経済協力研究院国際サービス貿易研究所の李俊(リー・ジュン)所長は、「中国の年間サービス輸出入総額が初めて1兆ドルを突破し、過去最高を更新した。成長率が大幅に加速し、国際競争力が着実に高まり、物品貿易とサービス貿易の総額に占める地位も上昇し続け、高い発展の活力とポテンシャルを示した」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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