中国商務部の何亜東報道官は7月24日の定例記者会見で、「関係部門が連携を強化し、戦略鉱物の密輸出を厳しく取り締まる姿勢を堅持している」と述べ、引き続き強力な取り締まりを行っていく方針を示しました。

何報道官は、「この2カ月余り、関係部門が緊密に連携し、『ゼロ・トレランス』の方針の下、厳しい取り締まりを実施した結果、一連の不正輸出事件を摘発し、多数の密輸容疑者を拘束した。

しかし、特別取り締まり活動の過程で、一部の犯罪グループがさまざまな手段で規制を逃れようとする動きが確認され、関連する技術の不正流出リスクが高まり続けている。情勢は依然として複雑かつ深刻であり、引き続き厳格な取り締まり姿勢を堅持し、戦略鉱物の密輸出を断固として取り締まり、国家安全保障と国家利益を守っていく」と強調しました。

今後の重点対策として、「軍民両用品目輸出規制共同取り締まり調整センターを設立し、代表的な司法・取り締まり事例を速やかに公布し、違法行為を行った海外企業を輸出規制管理リストに組み入れる。戦略鉱物適正輸出業務ガイドラインを制定・公布し、輸出企業がデューデリジェンスを適切に行うよう指導・警告し、関連物資が軍事目的に使用されるのを厳重に防止する取り組みを進めていく」としました。(提供/CRI)

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