2026年8月16日、韓国メディア・韓国経済は「ベトナムのメディアが、食事の際に食器を手に持たない韓国人の習慣に注目し、詳しく紹介した」と報じた。

ベトナムのオンラインメディア「VNエクスプレス」によると、最近、韓国系米国人シェフがSNSで韓国、ベトナム、中国、日本を比較したことで、韓国人の食文化が注目された。

それによると、同シェフは「ベトナム、中国、日本では一方の手で食器を手に持って食べるのが一般的だが、韓国の伝統的な食事作法では、ご飯やスープの器を持ち上げないことがよしとされ、幼い頃からしつけられる。ご飯に箸を垂直に挿す、年長者より先に食事を始めるなどの行為も避けるべきだとされる。こうしたルールは、格式を重んじる場で特に重要視される」などと説明した。

また、こうした食文化の違いが生まれた理由の一つとして、韓国特有の柄の長いスプーンと箸のセット「スジョ」を挙げ、「ご飯も汁物もスプーンで口に運ぶため、わざわざ器を手で持ち上げる必要がない」との見方を示した。

専門家は、この「スプーンでご飯を食べる」習慣が、器を持ち上げることをマナー違反と認識することにつながったとし、ご飯以外の料理についても食卓に置いたまま食べるスタイルが定着したとしている。

記事によると、食事の構成も影響を与えたという説がある。かつて朝鮮半島や中国の支配階層はスプーンを使って食事していたが、中国北部では7世紀ごろから小麦粉で作った麺やパンが主食として定着し、次第に箸の使用が主流になった。一方、朝鮮半島は小麦の栽培に適していなかったため、穀物、汁物、おかずという食文化が続き、その結果、スプーンと箸を併用する文化が維持されてきたという。

また、金属製の器も関係しているとの見方もある。かつて朝鮮の王室や上流階級では、銅78%、錫22%の合金で作られた器を使用していた。丈夫で、熱湯による消毒も可能だったが、熱伝導率が高いため、熱い料理を入れると手で持つことが難しかった。金属の生産量が増えると、真ちゅう製の器は一般家庭にも広まったという。

さらに、庶民の間では、「ご飯茶碗を手に持つ行為が、貧しい人や物乞いの姿と結び付けられていた」という説もあるという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「高麗や朝鮮時代の食器を見てごらん。重くて持てないから」「器を持って食べるのは物乞い、と言われてる」「欧米では食器を持たない。食器を持って食べるなんて下品だ」「衛生面を考えると、持って食べたほうがいい」「韓国人は器用だから、食器を置いたままこぼさず食べられる。韓国以外の国は不器用だから手に持って食べるようになったんだろう」「こぼさずに食べられるのがベスト」「伝統伝統とうるさいな。おいしく食べられればそれでいいよ」など、さまざまな声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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