低迷する中国サッカーの原因の1つとして「サッカー人口不足」が指摘される中、国際サッカー連盟(FIFA)が先日世界のサッカー人口ランキングを発表、中国を最もサッカー人口の多い国とした。新民網は「信じられないデータだ」とする記事を掲載した。


 FIFAがオフィシャルサイトで発表した「世界サッカー人口ランキング」で、中国が2616万6335人で1位になった。2位以下はアメリカ、インド、ドイツ、ブラジルと続き、アジアのライバル日本は480万人、韓国は109万人でそれぞれ中国の5分の1、20分の1だった。また、登録選手数でも、中国は71万人で12位、スペインやアルゼンチンと同等であるという「驚きの結果」が出た。

 新民網はこのデータについて「サッカーファンは間違いなく信じられないだろう」と指摘、その理由として9月に中国サッカー協会が「中国の登録選手数はわずか8000人」と発表したことを挙げた。そして、「FIFAのデータは、出どころが明らかになっていない」とデータの信頼性に疑問を呈した。(編集担当:柳川俊之)
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