台湾のロックバンド「Mayday(メイデイ、五月天)」のギタリスト、モンスター(怪獣)こと温尚翊が俳優として映画に主演。その主題歌の演奏に、B’zの松本孝弘が加わったことがビッグニュースになった。
今日新聞網(NOWnews)はモンスターが映画『逆轉勝』でビリヤードの名手を演じ、主題歌の「九號球」を歌うと報じた。

 「さらにサントラ盤の音楽監督も務めており、一人でいくつもの役目を受け持っている。音楽作りにこだわるモンスターは細かい部分まで完璧さを求め、ついには日本に出向いてあこがれのギタリストにソロパート演奏を頼み込んだ」と、B’zの松本孝弘に会いに行ったエピソードを伝えた。モンスターは、気が引き締まる思いを感じたとのことだ。

 また、作品に合う効果的な音楽を作るために、100回程度は映像を見たそうで「わずかなメロディのために、オーケストラに演奏をオファー。ヘッドフォンはテレビ用やパソコン用などさまざまな種類を使って聞こえ方をチェックした」など、細かな音まで慎重に製作したと伝えた。

 映画『逆轉勝』は11月7日に台湾全域での公開が予定されているが、先立つ10月31日にはモンスター製作のサントラ盤がリリースされる。ミュージシャンとして俳優として、モンスターの魅力がたっぷりつまった本作は、ファンにはたまらない記念の映画になりそうだ。(編集担当:饒波貴子)(写真は「CNSPHOTO」提供、2012年8月撮影)


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