記事は有識者3人の座談会形式で展開。
また、16世紀に便座が発明された以前、ほとんどの人類がしゃがんで用を足していたこと、中国では1980-90年代に便座が普及したが、公衆トイレの便座については不潔さを憂慮して、トイレットペーパーを敷いたうえで座るか、便座に直接しゃがんでしまうかする人がいることを説明した。
そして、トイレの衛生問題を心配して直接便座に座りたがらないのはアジア人だけではなく、欧米人も一緒であると指摘。公衆トイレの衛生状況が悪いのは中国に限った話ではなく、各国において自動消毒システムや、便座シートの提供など、衛生状況を向上して、人びとが安心して利用できる公衆トイレとすることが、問題解決の一助となるとの論理を展開した。
さらに、「実際、しゃがみ式便器のほうが便座よりも衛生的であり、しゃがむ姿勢も座る姿勢より排便しやすいとう科学的な研究結果がある」と説明。習慣的に便座に座って用を足すことができないアジア人がいることも確かであることから、「西洋諸国はアジア人観光客のために、観光地にしゃがみ式トイレを設置すべき。これこそ問題解決の正解だ」と結論づけた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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