記事は、国際卓球連盟(ITTF)が9月30日に、東京五輪、および、パラリンピックで、日本の三英製卓球台を引き続き使用することを発表したという一部日本メディアの報道を紹介。これが事実であれば、1992年のバルセロナ五輪、今年のリオ五輪に続く3度めの採用になるとした。また、三英製の卓球台が採用されたリオ五輪に向け、中国代表が6月に国内で台に慣れるための集中トレーニングを実施したと説明。その甲斐もあり、大会では男女シングルス、ダブルス4種目で金メダル総取りという結果を出したと伝えている。
一方で、大会では日本の活躍も目立ち、「東京五輪で中国を倒せ」というスローガンが早くも掲げられているとした。そのうえで、中国卓球史上最悪の成績で終わった1988年のソウル五輪について言及。この大会では韓国産の卓球台が用いられたことが影響し、4種目中2種目で韓国勢に金メダルを奪われる不本意な結果になったと解説した。
記事は「中国の卓球は確かに強い。しかし、実力のあるライバル日本を侮ることはできない。日本はそれぞれ細かい部分において、われわれをターゲットにさまざまな『配備』を行っているのだ」としている。
かつてに比べれば情報公開が進んでいる世の中ではあるものの、開催国は自国選手が活躍しやすい環境づくりを進めがちになるゆえ、いかに強い中国卓球界であっても日本の「打倒中国ムード」には充分に警戒すべきだ、というのが記事の論点である。
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