中国メディアの今日頭条はこのほど、中国には世界に通用するマラソンランナーがいないことを指摘する一方、日本には豊富な人材が数多くいることを強調し、なぜ中国人は日本人に追いつけないのかと疑問を投げかけている。
記事は、9月に行われたベルリンマラソンで設楽悠太選手(ホンダ)が2時間9分3秒の成績で6位に入賞したことを指摘する一方、2時間30分以内で完走した中国人選手は1人もいなかったと指摘。中国人選手はマラソン界で圧倒的な強さを誇るケニアの選手はおろか、日本人選手の背中すら見えないのが現実であると指摘した。
続けて、中国人がマラソン競技で日本人に敵わない理由は「日本にマラソン文化が深く根付いているため」であるとし、たとえば箱根駅伝は毎年高視聴率を記録していることを指摘したほか、市民ランナーの数も多く、日本各地で大小様々なマラソンの大会が行われていることを指摘した。
さらに、日本は走り方の研究といったトレーニングのイノベーションにも力を入れているとしたほか、日本人の「意志の強さ」もマラソンにおいては非常に重要であるとし、日本人は意志の強さや精神力の強さでアフリカ系選手に比べて劣る身体能力をカバーしていると主張。日本人は「才能は有限であっても、努力は無限の可能性をもたらす」と信じていて、努力を継続できると指摘、これが日本のマラソンが強い理由だと考察している。(編集担当:村山健二)(イメーシ?写真提供:(C)stefanholm/123RF 川内優輝選手)
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