中国メディア・東方網は18日、日本を訪れる中国人観光客と韓国人観光客について、日本のガイドは簡単に見分けることができるとする記事を掲載した。

 記事は、日本も中国も韓国も同じアジアの国であり、黒い髪の毛と黄色い肌という共通の特徴を持っているため、民族衣装を着ていなければその見た目は非常に似通っていると紹介。
一方で、日本でガイドをしている人は日本旅行にやってくる中国人と韓国人を、一目で見分けることが可能だとし、両者の違いをはっきりと認識しているとした。

 まず、団体行動をしている旅行者の大部分が中国人観光客であると説明。中でもツアー旅行をするのは中国の中高年者で、赤いスカーフやサングラス、手に持っているペットボトルや水筒が特徴であり、日傘を差して歩いているのも基本的に中国人観光客であると伝えた。

 また、商業施設で大小さまざまな袋を持って歩いているのも、ほぼ中国人観光客だと紹介。彼らは日本でたくさんのお土産を買って帰るのが一般的であり、大都市で荷物をたくさん持ち歩いているのはショッピングを済ませた中国人観光客であるとしている。

 さらに、着ている服でも中国人と韓国人の区別がつくとし、韓国人は旅行の時でも比較的体裁の良い服を身に着けるが、中国人観光客は気ままであり、格好もかなりラフであると指摘。このほか、非常に鮮やかな色彩の服を着ているのは韓国人観光客だと解説した。

 いがぐり頭にスーツ、いかついサングラスといった格好の中国人観光客をたまに観光地で見かけることがある。日本人の感覚からすると奇妙なのだが、中国の中高年の男性にとっては比較的ポピュラーな恰好なのだ。若者を中心に、日本人だか中国人だか見分けがつかないケースも多いが、なんとなく「中国っぽい」いで立ちの人を見かけると、なんだかホッとした気分にもなるのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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