記事はまず、2018年の中国における自動車販売は全体的に落ち込みを見せたが、トヨタ、日産、ホンダの三大日系車はいずれもプラス成長になったと指摘。今年に入ってから中国自動車市場は昨年以上の厳しい状況が続いているが、それでも三大日系車は健闘しており、売り上げを伸ばしていると紹介した。
なぜ日系車には底堅い人気があるのだろうか。記事はその理由の1つとして「口コミでの評価が高いこと」を指摘。
また、「技術力の高さ」も要素の1つだと記事は紹介。これまで日系車は、技術面では「保守的」と言われ、成熟した技術ばかりを使用し新技術を採用することは多くなかったものの、最近では例えば日産の可変圧縮比エンジンのように、新技術が導入されてきたため、「技術力が高い」とイメージアップにつながっているようだ。
さらに、「品質の良さ」も人気の理由だという。自動車の購入は「決して安い買い物ではなく」消費者も慎重になるもので、この点、故障が少ない日系車は、その質の高さが好まれているのだと分析した。
こうしてみると、かつては感情的に自動車を購入する人が多かった中国でも以前よりもずっと理性的な消費者が増えてきていると言えるだろう。今年後半も中国での日系車の売上は伸び続けていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本人が指摘したという「中国高速鉄道が打破できていない2つの欠陥」とは=中国メディア
日本人が韓国を初めて訪れると「驚くこと」が5つあるらしい=中国メディア
日本で居酒屋を体験してみた! 中国国内の居酒屋は偽物と知った=中国メディア
日本の護衛艦「いずも」がシンガポールで大恥を晒したぞ! =中国メディア
日本・タイ・インド・中国の4カ国の生鮮市場、外国人の評価は「こんな感じらしい」=中国メディア