記事は、自動車企業について消費者が注目するのは技術の高さ、生産される自動車がどれほど先進的かといった点であり、各メーカーがどれだけ研究開発に費用を投じているかに興味を持っているとした。
そのうえで、日本メディアが先日発表した2019年の日本企業の研究開発投資予算ランキングで、1位がトヨタ、2位がホンダ、3位が日産と自動車メーカーがトップ3を独占したことが明らかになったと紹介。中でもトヨタの研究開発予算は1兆1000億円と非常に規模が大きく、昨年よりもさらに増えたとし、「化石燃料から新たなエネルギーへの移行期にあたり、なおかつ、自動車業界の競争が激しくなるなか、研究開発費用を増やすというのが日本の自動車メーカーの共通認識だ」と説明している。
また、昨年上半期における中国メーカーの研究開発投資額ランキングでは上海汽車、BYD、広州汽車、長城汽車といった企業が上位に並んだとする一方、その金額は世界規模で見てみると平凡な物であると指摘。確かに中国メーカーの研究開発投資額は年々増えてはいるものの、依然として「営業収入に対して1%にも満たない」という声が聞かれるとした。
さらに、昨年1年間の世界の自動車メーカーにおける研究開発費用ランキングではフォルクスワーゲンが1位、トヨタが2位になっており、研究開発に最も多くの費用を投じるメーカーは、世界で最も稼ぎ、強い実力を持っているメーカーなのだと伝えた。
そして、「より多くのお金を稼ぎたいのであれば、まず研究開発にお金を投じて『刀をしっかりと磨く』必要がある。中国ブランドの『カーブで追い越す』という言葉が、単なるスローガンに終わらないよう願っている」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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