もともと中国人は「食」に対して強い好奇心を抱く人や、強いこだわりを持つ人が多く存在するが、日本人が食に対して抱く好奇心やこだわりとは「異なる種類」なのだという。記事は「日本の食文化には、日本人が持つ美しく繊細な感覚が反映されている」と指摘し、たとえば日本の飲食店の店内は「必ず清潔で整っている」とし、これは日本の飲食業界では基本的なサービスの1つとされていると説明した。
さらに、日本では料理を提供する側は、「料理の味」だけでなく、「量や温度、見た目、食事を楽しむ環境」まで、あらゆる要素を考慮し、客を満足させるための準備に手間を惜しまないと指摘。
このような店側のこだわりとサービスは、「差別化を図り、競争を勝ち抜くための要素」であると同時に、日本人が食に対して味以外も重視する「繊細な感覚やこだわりを持っている」ことを表していると論じた。
中国の飲食店も様々だが、重視されているのはあくまでも「味」と「価格」であり、接客態度や清潔さなどが疎かになっている店は少なくない。だが、消費者も「味」と「価格」を重視するので、美味しくて安いのであれば、店内が汚くて接客態度が悪くても人気店となる傾向がある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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