記事は、日本のこの20年間の経済発展がいかに緩やかだったかを指摘。1997年から2017年の経済成長率は平均1%未満とほぼ横ばいで、中国の9.5%、ベトナムの8%と比べると「20年後もまだ先進国か」疑いたくなるほどだとしている。実際、日本には少子高齢化、労働力不足など不安要素も多い。
それなのに、欧州にある先進国はなぜ日本を超えていないのだろうか。記事は、「日本のGDP成長率が鈍くなっただけで、1人当たりのGDPは高い水準のままだ」と指摘した。高い水準を保つことができたのは、バブルは崩壊しても「日本経済の基礎までは崩壊しなかった」ためだという。
記事によると、日本経済の基礎は、戦後ではなく戦前、それもかなり前の江戸時代にはできていたという。当時の首都・江戸は世界的に見ても人口が非常に多い巨大な大都市で、しかも寺子屋などがあり教育が普及していたと日本の特異性を伝えている。そして、この高い教育レベルはその後さらに上昇し、早くから義務教育制度を導入して、戦前の時点で極めて高い就学率を達成していたと伝えた。
こうした基礎がしっかりとできていたため、日本はバブルが崩壊し経済成長が横ばいになっても成長を続けることができたとしている。また日本は、早くも1980年代から技術立国を目指し、科学技術や工業分野で強国となっており、自動車分野では世界トップレベルの製造国として日本経済を支えていると論じた。
日本経済は、多くの中国人が思っている以上に強いということができそうだ。コロナ禍で日本経済の受けた打撃も計り知れないが、バブル崩壊にも耐えた「日本経済の基礎」に期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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