中国・上海から米国・サンフランシスコに向かっていた飛行機内で中国人女性が騒ぎを起こし、成田空港に緊急着陸する出来事があったようだ。中国や香港の複数のメディアが25日に報じた。

中国メディアの上観新聞などによると、騒動があったのは24日。上海発サンフランシスコ行きの米ユナイテッド航空UA858便の機内で、中国籍の女性が客室乗務員とトラブルを起こし、同機は成田空港に緊急着陸したという。

フライト追跡サイトのFlightAwareのデータでは、同便は午後12時43分に上海浦東空港を出発し、同4時37分(日本時間)に成田空港へ着陸。その後、同6時15分に再出発し、午前10時40分(米現地時間)にサンフランシスコへ到着していた。

SNS上には現場で撮影された動画が出回っており、「千葉県警察」と書かれた制服を着た複数の警察官が機内で対応に当たる様子が映っていた。当事者の女性は中国語で警察官らに対して「あなたたち何をするの!?私は降りない!何をするの!?何をするの!?」などと声を上げている。

また、客室乗務員が機内アナウンスで「皆さま、お座席にお戻りいただき、シートベルトをお締めください。現在、機内での緊急事態に対応しております」「皆さまがご協力いただけないと離陸することができません。どうか、お席にお戻りください」などと呼び掛けている様子も確認できる。

同じ便に搭乗し、当該女性の近くに座っていたという乗客は中国のSNS・小紅書(RED)で「女性は搭乗前から中国語や英語で独り言を言ったり、他人を罵倒したりしていた。近くにいた欧米の乗客も眉をひそめていた。この件はユナイテッド航空には全く非がない」「女性は機内食の食器を客室乗務員に投げ付け、暴言を浴びせたり、食べ物を床に投げ捨てたりしていた。

保安員が2度に渡って警告したが効果はなく、機長が日本への緊急着陸を決断した」と説明した。

また、対応に当たった日本の警察官については「終始、実力行使(強引に連れ出すこと)はせず、女性と辛抱強くコミュニケーションを取っていた」と振り返りつつ、「女性は最後まで協力を拒み、『何をするの!?』と繰り返した。その後、交渉の専門担当者が現場に到着し、ようやく女性を機外へ連行することができた」としている。(翻訳・編集/北田)

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