2026年6月25日、香港メディア・香港01は、観光バスで約87キロの薬物を密輸した男に対する裁判で、検察の抗訴を経て一審の執行猶予付き死刑から死刑に判決が変更されたと報じた。
記事によると、毎年6月26日の「国際麻薬乱用・密売防止デー」を前にした25日、中国の最高人民検察院が記者会見を開き、薬物犯罪に対する監督の成功例としてこの件を公表した。
それによると、死刑判決を言い渡された付(フー)被告は2023年10月に観光バスを運転して雲南省瑞麗市で薬物を受け取り、昆明市へ運搬中に逮捕された。車内からは覚醒剤メタンフェタミンの錠剤約66キロが発見された。
また、付被告が同年9月にも空車で湖北省へバスを走らせていたことや、多額の収入があることなど不自然な点から検察が調査を進めたところ、同省武漢市へ約21キロの薬物を運搬していたことも発覚した。
付被告はその後起訴され、24年6月の一審判決で昆明市中級人民法院が執行猶予2年付きの死刑を言い渡した。その際、23年9月の一件は犯罪認定しなかったという。
この判決に対して検察側が事実認定の誤りと量刑の不当な軽さを理由に抗訴し、二審の雲南省高級人民法院が受理した。そして25年1月に判決公判が行われ、付被告に執行猶予のない死刑が宣告され、同年12月に最高人民法院がこの判決を承認した。(編集・翻訳/川尻)











