記事内の写真では、跳び箱などを次々と飛ぶ子供たちの様子が紹介されている。記事は、こうしたスポーツ教育を主体とし、子どもの自立を促す教育を取り入れる日本のある幼稚園の取り組みを紹介し、そのメリットを3つ紹介している。
一つ目は、「スポーツ中心の教育」。子どもたちは適切な教師の指導の下で体を動かせば、潜在能力を開発できる。中国では、「子供に危険なことはさせたくない」と考えすぎて、過保護になり過ぎる傾向があるため、こうしたスポーツをさせない親も多い。
二つ目は、「細やかな生活指導」。蛇口の水をきちんと閉める、ドアは開けたら閉める、電気のスイッチも消すなど、子どもたちには生活にかかわる様々な指導が行われる。「使ったら片づける」などと、口で教えてもなかなか子どもたちは理解できないため、その場その場で細かく子どもたちに指導することで、生活習慣が身につく。もちろん、保護者がやってあげてしまえば早いのだが、根気強く子どもたちに教えることで、自然と良い習慣が身につく。
三つ目、「自分のことは自分でさせる」。日本の幼稚園では、食事の準備や後片付け、食後の歯磨きなど、子どもたちが自分のことは自分でできるように教育している。
こうした、子どもの自立を促す教育は、中国の保護者から見ると「虐待」と感じるようだ。
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