開催目的について、7日、開会セレモニーで取材に応じた島本憲仁社長は「昨年は蛍鑑賞、今回はお香と桜を組み合わせた。
同社は、2015年から上賀茂神社で文化事業を展開。神社から2キロほど北に位置する神山(こうやま)のくぐり水「神山湧水」に合う珈琲として開発された「神山湧水珈琲」ドリップパックの奉納を継続している。
本殿前でドリップパックを奉納。左から上賀茂神社の髙井俊光宮司、味の素AGFの島本憲仁社長 今回、7200杯分のドリップパックを新たに奉納。累計奉納杯数は25万杯に上る。
文化事業では、ビジネス要素を脇に置き、コーヒーの価値向上やコーヒー文化の醸成に主眼を置く。
「これまで企業の文化活動は、ブランドや商品の価値向上につなげる視点で捉えられることも少なくなかったが、そうした発想にとどまらず、コーヒーそのものの価値を高める取り組みこそが企業の社会的責務だと考えている。コーヒーがより多くの人に親しまれ、日々の暮らしの中で“ふぅ”と一息つく時間が広がれば、社会も少し穏やかになるのではないか」と力を込める。
継続も意識する。
「10年続けてこられたのは上賀茂神社とのご縁があってこそ。田中安比呂前宮司(現名誉宮司)や髙井俊光宮司のお人柄にも支えられてきた。神社と企業という関係に見えるかもしれないが、本質は人と人。互いに信頼関係を築いてこられた実感がある。10年は一つの節目に過ぎず、100年先も見据えたお付き合いを大切にしていきたい」との考えを明らかにする。
今回のイベントは、「京都の四季を味わう神山湧水珈琲会」~桜香る 春のカフェ体験~と題し、香守(かおりまもり)づくり体験ワークショップや、境内の桜の銘木を愛でながら「神山湧水珈琲」と和菓子を楽しむ催しが実施された。各日30人・計90人を招待した。
開会セレモニーで冒頭挨拶した上賀茂神社の髙井俊光宮司は、桜の銘木として、かつて上賀茂神社に奉仕した皇女である斎王のごとく雅で美しい花を咲かせる「斎王桜」や樹齢150年の「御所桜」を紹介。
「孝明天皇の妹である和宮親子内親王が第14代将軍徳川家茂のところへ降嫁し、中山道を通って無事、嫁がれたことを孝明天皇が非常にお喜びになり、枝垂れ桜(御所桜)を御下賜された。ご苦労された和宮親子内親王や幕末に思いを馳せながら、桜の香りとコーヒーを楽しんでいただきたい」と呼びかける。
イベントを不易流行と評するのは、京都市の松井孝治市長。
「長い伝統を大切にしながら新しいチャレンジをしていくという意味で上賀茂神社とAGFは見事に工夫された。その1つの結晶が『神山湧水珈琲』や香守のワークショップではないかと思う」と称える。
山田松香店は、江戸時代明和年間に京都で創業し、平安期に発展した日本の香文化を受け継いでいる。
ワークショップはイベント終了後も4月11日、18日、25日の各土曜日に上賀茂神社企画として開催され、最終回の25日には5月15日の葵祭に向けてお香の香りで神社を清める「献香祭」が特別に開かれる。
AGFの島本社長は「和菓子との組み合わせには当初、違和感があった。しかし、上賀茂神社で『やきもち』と一緒にコーヒーを出していただき、今では当たり前の感覚になっている」と振り返る。
今回は、前回の蛍鑑賞でのイベントに引き続き、亀屋良長の和菓子を採用。神社内お休み処で「神山湧水珈琲」に、和三盆と上賀茂神社の御神紋・二葉葵をあしらった琥珀糖を添えた春の干菓子セットを4月25日まで数量限定で発売している。
亀屋良長は1803年、京菓子の名門と謳われた菓子司・亀屋良安から暖簾分けするかたちで京都・四条醒ヶ井にて創業。「コーヒーやお酒に合うお菓子を柔軟に作っている」という。
「通常の事業発想だけでは実現が難しい取り組みかもしれない。上賀茂神社や京都の存在に支えられているからこそ、枠を超えた挑戦ができる。そうした経験が、当社社員の気づきやイノベーティブな発想につながるのではないか」との見方を示す。
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