アサヒ飲料が展開する「CO2を食べる自販機」が4月17日、名古屋市東区のN高校名古屋千種キャンパスに初めて設置された。

 同校で行われた除幕式では、アサヒ飲料の自販機開発営業部の谷川一幸部長、コーポレートコミュニケーション部の森内美帆部長らが訪問し、設置を祝った。


 100年を超える「三ツ矢サイダー」「カルピス」「ウィルキンソン」の3ブランドを持つアサヒ飲料では、「100YEARS GIFT」として未来にギフトを届けるCSV活動に取り組んでいる。この一環で角川ドワンゴ学園のN高校、S高校、R高校と連携し、1~3月にかけて自販機の価値をデザインしてもらう「未来へデザインを贈る自動販売機ラッピングプロジェクト」を進めてきた。

 アサヒ飲料では学生に向けて講義を行うなど企業理念やビジョンを説明。学生から34の応募作品が寄せられ、審査の結果、この4月にS高校の3年生になった橋立靖菜(しずな)さんのデザインが採用された。

 ラッピングはプレゼントを次世代に贈るイメージをデザイン。橋立さんは「CO2を食べるということは未来にギフトを届けることと同じと考えデザインした。この思いを生徒でシェアしていきたい」。

 除幕式では谷川部長、森内部長、橋立さんに加え、N高校の奥平博一校長が参加。谷川部長は「環境問題をテーマにした次世代につなぐデザインで、日本中のキャンパスの意識が変わっていくことを期待する」とあいさつ。さらに今後の自販機の展開について「自販機は50年の歴史がある究極のDXだと考えている。CO2を食べる自販機のほか、見守りや災害時に役立つ自販機などを展開しており、世の中に寄り添いながらビジネスにつなげていきたい」と話した。

 N高校グループでは現在、約3万5000人の学生がおり、名古屋千種キャンパスではスクーリングのため年間約4000人が登校している。


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