日本紅茶協会は5月29日に定時総会を開催し、議案は原案通り承認された。冒頭、片岡謙治会長(片岡物産社長)は「紅茶を取り巻く環境には明るい変化が見られる」とし、“ヌン活ブーム”や若年層のアレンジアイスティー人気等をあげる一方、「健康志向の高まりやライフスイルの変化で慌ただしい日常の中、紅茶がもたらす安らぎに価値を見出す生活者が増え、紅茶の本質的な魅力が今の時代に求められている。
コンビニや外食、カフェでも紅茶が飲まれ、今や紅茶は、日々の暮らしの中で自然に選ばれる飲み物になった」と挨拶した。

 総会では2025年度事業報告、収支決算、26年度事業計画、収支予算を審議。役員改選では藤井洋氏(三井農林社長)が新会長に就任。藤井氏は懇親会の乾杯の発声で、「日本紅茶協会の会長就任にあたり、協会資料等を勉強した。協会として、これまで試行錯誤を重ねながら、長年にわたり様々な活動に挑戦した歴史が記されていた。過去には音楽と紅茶など文化度の高いイベントもあり、テレビ番組にも取り上げられるなど、過去の熱量や活動量は凄かった。時代背景は異なるが、紅茶の価値を伝え、広げて行く姿勢は今でも変わらない。会員と協会の取組みによる複数の波紋が重なりあい、大きなうねりとなることを目指す」など挨拶した。

 なお、26年度事業計画のうち新たな普及事業として、「6月10日はアイスティーの日」登録契機としたアイスティー試飲会(6月10日)を実施。「夏季の長期化が常態化する中、アイスティーのおいしさや楽しみ方を提案することで、紅茶飲用機会の拡大と需要創出につながることを期待。記念日を契機に、リフレッシュ感に富んだアイスティーの魅力を発信し、日本の夏の新たな飲用文化として定着することを目指す」(秋庭浩平専務理事)。また、今年9~10月のラーメン産業展にもトライアルブースの出展を計画。
紅茶には、ラーメンを食べた後の口内の油を洗い流す効果があることを訴求する。

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