ブンデスリーガ第30節が19日に行われ、ボルシアMGとマインツが対戦した。

 昨年夏にホルシュタイン・キールへクラブ史上最高額の移籍金をもたらし、ボルシアMGへ活躍の場を移した町野修斗。
しかし、今シーズンはここまで公式戦4ゴールに留まり、定位置を掴むことができていない。また、今冬にトッテナム・ホットスパーからレンタル加入した高井幸大はセンターバック(CB)の定位置を掴みかけたが、筋肉系のトラブルによって直近6試合欠場中だ。

 一方のマインツは一時最下位に低迷していたものの、ウルス・フィッシャー監督のもとで立て直し、前節終了時点で9位に位置。佐野海舟はボランチの主軸としてリーグ戦全試合にフル出場しており、川﨑颯太もここまで公式戦18試合で起用されるなど、チーム内で一定の地位を築いている。

 佐野がスタメンに名を連ね、川﨑、高井、町野がベンチ入りした一戦は、開始早々の7分にスコアが動く。ケヴィン・シュテーガーが左サイドの浅い位置から最前線のハリス・タバコヴィッチに向かってロングボールを蹴り込むと、ポストプレーを受けたヒューゴ・ボーリンが横方向へのドリブルから切り返し、ボックス手前中央へラストパス。これを受けたジョー・スカリーが左足でゴール左下隅へ流し込み、ボルシアMGが先手を取った。

 1点ビハインドで前半を終えたマインツは後半に入って攻勢を強め、佐野も高い位置を取りつつ同点ゴールを目指すが、なかなか決定機を作ることができない。一方、ボルシアMGは速攻からフィニッシュに持ち込むシーンを作るも追加点は奪えず、1-0というスコアのまま時計の針が進んでいく。70分には右サイドからのクロスにフィリップ・ティーツが飛び込み、ゴール至近距離からヘディングシュートを放ったが枠を外れ、マインツは同点のチャンスを生かせなかった。

 1点リードで最終盤を迎えたボルシアMGは88分、最前列で起点となっていたタバコヴィッチを下げて高井を投入し、守備固めを図る。その直後、フリーキックからマインツのネルソン・ヴァイパーにネットを揺らされたが、ここはオフサイドの判定が下されて事なきを得た。


しかし、このまま試合終了かと思われた90+5分、フィリップ・ムウェネが敵陣ボックス内でヤニック・エンゲルハルトと接触すると、主審はマインツのPKを宣告。これをナディーム・アミリが冷静に沈めて土壇場で試合を振り出しに戻した。試合は1-1で終了し、両チームが勝ち点「1」を分け合う結果となっている。次節は25日に行われ、ボルシアMGはヴォルフスブルク、マインツはバイエルンといずれもホームで対戦する。

【スコア】
ボルシアMG 1-1 マインツ

【得点者】
1-0 7分 ジョー・スカリー(ボルシアMG)
1-1 90+8分 ナディーム・アミリ(PK/マインツ)
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