レアル・マドリードジョゼ・モウリーニョ監督の再招へいを目指しているようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 現地時間10日に行われたラ・リーガ第35節、バルセロナとのエル・クラシコに敗れたレアル・マドリードは今シーズンの無冠が確定した。昨年夏に招へいしたシャビ・アロンソ元監督は一部主力選手との確執が囁かれ、就任からわずか7カ月あまりで解任。カスティージャからアルバロ・アルベロア監督を内部昇格させたが、不安定な戦いは続き、最終的には“宿敵”のラ・リーガ連覇が目の前で決まるという屈辱を味わった。

 問題はピッチ内だけに留まらない。スペイン人DFアルバロ・カレーラスとドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの衝突が明らかになると、その直後にはウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデとフランス代表MFオーレリアン・チュアメニの間で激しい口論が繰り広げられ、バルベルデが病院に搬送される事態にまで発展。負傷離脱中に恋人とともにイタリアを訪れ、その様子をSNSに投稿したフランス代表FWキリアン・エンバペはチーム内で孤立気味とも報じられている。

 どん底からの再始動を図るレアル・マドリードは、現在ベンフィカを率いるモウリーニョ監督の招へいに向けて動いている模様。同監督自ら「レアル・マドリードとは一切接触していないし、会長をはじめ、クラブの重要な人物とは連絡を取り合っていない。リーグ最終戦までは誰とも連絡を取らないつもりだ」と話していたが、水面下では交渉が進行中であり、レアル・マドリードの次期監督になる可能性が高まっているようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、モウリーニョ監督の陣営とレアル・マドリードは数週間に渡って直接協議を続けてきたと指摘。最終的な決断はフロレンティーノ・ペレス会長次第であると伝えている。

 モウリーニョ監督は2010年夏から3シーズンに渡ってレアル・マドリードを指揮。
公式戦通算178試合で127勝28分23敗という成績を収め、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ(国王杯)、スーペルコパ・デ・エスパーニャを1度ずつ制覇した。退任後もペレス会長からの評価は高く、両者は現在でも親密な関係だと報じられている。

 なお、スペイン紙『アス』はモウリーニョ監督がレアル・マドリード帰還の条件として、補強などのチーム編成に関する発言権とトップチームにおけるヒエラルキーの明確化を要求する可能性が高いと報じている。
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