◆JERA セ・リーグ 広島5×―4巨人=延長12回=(13日・マツダスタジアム)

 巨人が広島にサヨナラで敗れ、ビジターの広島戦は24年に続いて開幕から4連敗となった。戸郷翔征投手は自身5登板目で今季初勝利を目指して先発したが、2本のソロ本塁打を浴びるなど、5回まで投げ8安打4失点で降板した。

8回にキャベッジ外野手の6号2ラン本塁打で同点に追い付いたが、延長12回で広島にサヨナラ負けを喫した。ソフトバンクからトレードで加入し、即1軍のリチャード内野手がスタメン起用にこたえる1号ソロ本塁打を放つなどマルチ安打でアピールした。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―粘って追いついて

「そうだね。全員で頑張ったね、今日は」

―リチャードに一発

「そうだね、いい働きしてくれたし、今後もね、楽しみに。かな」

―戸郷、軸になる球種がないような

「そうだね。真っすぐ、フォーク、スライダーしかないからね。現代の野球だと、ちょっとなかなか厳しいのかなっていうのはね、僕は思うんですけど。よっぽど、全部の精度が良くないとね、なかなか厳しいかなっていうのは本人と話したんですけど」

―打線は変えながらだが、終盤追いついた

「なんとかみんなでつないでいこうっていうね。そういうのも見えるし、そこは継続してやっていきたいなと思います」

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