◆米大リーグ ドジャース―アスレチックス(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日午前11時10分開始予定)、本拠地・アスレチックス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦以来4試合ぶりの13号に期待がかかる。

先発のマウンドには、5勝目を狙う山本由伸投手(26)が中5日で上がる。

 11日(同12日)に敵地10連戦を終え、1日の休養日を挟んで迎えた本拠地9連戦初戦だった前日13日(同14日)の本拠地・アスレチックス戦は、初回先頭の1打席目に四球を選んで10試合連続の出塁としたが、2打席目以降は3打席連続で凡退。連続試合安打が「9」で止まり、10試合ぶりに無安打に終わった。チームも1―11で大敗。この日のアスレチックス先発は今季デビューして3試合目の登板となる右腕のガナー・ホグランド投手(25)とあって、打ち崩したいところだ。

 先発は山本。前回登板の8日(同9日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では、メジャーでは初めて満塁本塁打を浴びるなど5回6安打でメジャーワーストタイの5失点と納得の結果を出せずに3敗目(4勝)を喫した。防御率1・80は千賀(メッツ)の1・22に次いでリーグ2位。右肩痛で離脱した佐々木朗希投手(23)の思いも持って、自身初対戦となるアスレチックス戦で5勝目を狙う。

 大谷は、前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合をのぞく40試合に出場。12本塁打(リーグ3位タイ)、21打点(同37位タイ)、48安打(同8位タイ)、打率3割2厘(同9位)、OPS1・035(同2位)をマークしている。山本は8試合に登板して4勝(同7位タイ)3敗、防御率1・80(同2位)、53奪三振(同11位タイ)。

チームは2位パドレスに0・5ゲーム差の27勝15敗で地区首位を走っている。

 この日の試合前には、守備力に定評があり、2番手捕手だったオースティン・バーンズ捕手(35)が事実上の戦力外通告(DFA)となり、有望株として期待されるダルトン・ラッシング捕手(24)がメジャー昇格した。

編集部おすすめ