◆米大リーグ オリオールズ6―8ツインズ(14日、米メリーランド州ボルティモア=オリオール・パーク)
オリオールズは14日(日本時間15日)、本拠地でツインズとのダブルヘッダーを行い、いずれも逆転負けで連敗を喫した。これで今季同カードは5戦全敗。
同カードは前日の初戦が悪天候のため順延され、この日はダブルヘッダーとなっていた。試合後のハイド監督は「タフな試合が重なった。2試合とも走者は出ていたし、長打もあったが、勝負所でやられてしまった」と沈痛な表情。「長くてがっかりする1日になってしまったが、きょうのことは整理して、明日の試合に備えるしかない」と絞り出した。3―6で敗れた第1戦は4失策した相手に10残塁で敗れ、6―8で敗れた第2戦は、ムリンスの満塁弾が出た3回に、今季1イニング最多6得点を奪うも勝利を手にできなかった。
15日の第3戦は“連敗ストッパー”菅野に託す。35歳右腕は、メジャー初勝利となった4月5日のロイヤルズ戦で連敗を「3」でストップ。渡米後最長7回1/3を投げた前回登板のエンゼルス戦でもチームワーストの連敗を「5」で止め、4勝中3勝で“連敗ストッパー”の役目を果たしている。ツインズ戦はシーズン初登板だが、オープン戦では、2戦2勝と相性は悪くない。
一方、ツインズ先発は9日の前回登板(ジャイアンツ)で昨年6月10日以来となる今季初勝利を挙げ、1勝3敗、防御率4・76の右腕パダック。チームは今季メジャー最長の10連勝で、5月2日の借金「7」を一気に返済し、貯金「3」とした。