ドジャースが「５人制ローテ」に移行へ　佐々木朗希らの離脱が影響　山本由伸らは踏ん張りどころ
日米メディアの取材に応じたドジャース・カーショー（撮影・村山みち通信員） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ドジャース―アスレチックス（１５日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャースのＤ・ロバーツ監督（５２）が１５日（日本時間１６日）、佐々木朗希投手（２３）の離脱で「５人制ローテ」を採用する考えを明かした。

　「そのように考えているよ。

次のシリーズ（１６日からのエンゼルス戦）はメイ、カーショー、ゴンソリンが投げる予定だ。今後数日間はそのように進むが、（この日先発の）サウアーの様子やランドン（ナック）らは現時点でいい状態にあると思っている。スネルやグラスノーがまだ少し遅れているのは確かだ」

　佐々木が右肩を痛めて負傷者リスト（ＩＬ）入りしたことで、開幕からローテを守っているのは山本由伸投手（２６）、メイの２人だけ。リリーフでつなぐ「ブルペンデー」も頻発しており、中継ぎ陣の疲労も心配だ。５番目の先発についてナック、ロブレスキ、サウアー、カスペリアスの誰かが務めるのか聞かれると、「オフ日がしばらくないという事情もあるが、それは妥当な評価だ」と指揮官は明かした。

　現状の先発ローテは山本とメイにゴンソリン、１７日（同１８日）からカーショーが復帰し、ラストの１枠はナックを中心に調子を見て起用していく方針。開幕からチームは中６日を保ってきたが、今月に入って中５日を解禁。左肩炎症のスネル、右肩炎症のグラスノーらが戻ってくるまで踏ん張りどころだ。

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