◆米大リーグ ドジャース―アスレチックス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場し、今季初の2打席連発となる14、15号を放ち、本塁打王争いで両リーグトップタイに浮上した。
1本目は5点リードの3回1死一、二塁。
勢いは止まらない。11点リードの4回1死一塁ではバックスクリーン左へ今季初の2打席連続アーチ。15号2ランは打球速度109・6マイル(約176・4キロ)、角度21度、飛距離418フィート(約127メートル)、の弾丸ライナーだった。
15号のホームランボールを手に入れたのはロサンゼルス在住の大学生、カイル・ライトさん(20)。年間50~60試合を現地観戦しているといい、何とこの日が通算11個目のキャッチ。争奪戦で右手の指を複数箇所も負傷したが、「けがしてしまったけど、全く痛くない。それ以上の価値がある。