タイガースから事実上の戦力外通告(DFA)を受けた前田健太投手(37)が15日(日本時間16日)、カブスとマイナー契約を結んだことを自らのインスタグラムで報告した。

 インスタグラムのストーリーズで「カブスとマイナー契約を結ばせて頂きました。

メジャーに上がれるように必死に頑張っていきます」と記した。カブスには今永昇太投手(31)、鈴木誠也外野手(30)も所属。メジャー昇格した場合は、日本人3人で共闘することになりそうだ。

 メジャー10年目を迎えた前田はドジャース、ツインズを経て昨季加入したタイガースとの2年契約2年目だったが、開幕ローテ入りを逃すと、救援にまわったが7登板で防御率7・88と結果を残せずにDFAとなった。

 カブスは今永、スティールら先発投手陣に故障者が続出。タッカー、鈴木、クルーアームストロングら打線が好調でナ・リーグ中地区首位を走っているが、ポストシーズン出場へ向けてはさらなる先発投手強化が課題の一つになっている。

 関係者によると、近日中にカブス傘下3Aアイオワに合流して17日(同18日)に、本拠でのツインズ傘下3Aセントポール戦に先発登板する予定という。ベテラン右腕の挑戦が始まった。

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