◆JERAセ・リーグ 阪神2―4広島(16日・甲子園)

 広島が今季3度目の4連勝で、4月24日以来の首位に立った。同25日からの7連敗で一時は4位まで落ちたが、その後は9勝2敗で帳消し。

貯金も今季最多タイの5に回復した。

 7回に6回まで2安打に抑えていた森下が4安打を浴びて2失点。同点に追いつかれたが、2―2の9回に勝ち越した。先頭の末包が四球を選び、坂倉が犠打成功。小園は見逃し三振に倒れたが、2死二塁でモンテロが中前適時打を放った。阪神の外野は極端な前進守備を敷いていたが、代走の大森が間一髪で本塁セーフ。決勝点をもぎとった。さらに2死二塁から矢野が左中間へ適時二塁打を放ち、リードを広げた。

 右足首の故障から復帰後初スタメンの秋山も大活躍。通算24本目の初回先頭打者本塁打で今季1号を放った。5回2死は左前打。同点とされた直後の8回1死から左翼線二塁打を放ち、今季初の猛打賞とした。

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