◆パ・リーグ 西武3―0オリックス(16日・ベルーナドーム)
オリックス・東晃平投手(25)が16日、17日の西武戦(ベルーナD)での必勝を誓った。チームは3位に転落し、自身も今季初勝利を懸けたマウンド。
10試合に先発した昨年は、6月15日のヤクルト戦(京セラD)で挙げた白星が最後。8月に右肘を手術し、1軍での復帰登板となった6日の日本ハム戦(京セラD)では、1回1/3を5安打3失点でKOされた。とりわけ、3連打と2連打で全5安打を集中された2回の投球を反省。「打たれても次の打者をしっかり切る、というのは意識したい」と言葉に力を込めた。登板後には投手コーチと映像をチェックし、フォームのわずかなズレを発見。すぐ修正に取り組み、14日のブルペン投球では「いい感じ」と好感触をつかんだ。
相手先発の今井は今季7試合で4勝1敗、リーグトップの防御率0・51とほぼ完璧。難敵であることは間違いないが、昨年6月7日の巨人戦(東京D)では8回無失点で戸郷に投げ勝っている。西武には通算3試合で2勝0敗、防御率2・50。相性を踏まえても、勝機はあるはずだ。