◆JERA セ・リーグ 巨人4―2中日(16日・東京ドーム)
巨人の大勢投手が8回に上林に勝ち越しソロを浴びたが、その裏に味方が逆転。大勢はリリーフながら自己最多のシーズン4勝目を手にした。
1―1の同点で迎えた8回に4番手で登板。岡林、鵜飼を冷静に抑えたが、続く3番・上林に154キロの直球をバックスクリーンへ運ばれる勝ち越しのソロを浴びた。その後、4番・カリステは空振り三振に抑えたが、大勢は2023年9月21日の阪神戦(甲子園)以来となる被弾となった。
それでもその裏の攻撃で2死一、二塁で吉川が右翼席へ逆転の3ランを放って、勝利が舞い込んだ。
杉内俊哉投手チーフコーチは背番号15について「大勢も良い球、投げてましたからね。あれを打たれたら、上林くんを褒めるしかないし、状態がいいということでしょう。明日も上林くんを警戒しながらになると思います」と語った。