◆JERAセ・リーグ ヤクルト6―8DeNA(16日・神宮)

 DeNAの宮城滝太投手がプロ初勝利を挙げた。

 7回に登板し、先頭の岩田は四球で歩かせ、続く武岡に送りバントを決められて1死二塁、それでもサンタナ、オスナを連続で仕留めて無失点に抑えた。

そしてチームが直後の攻撃で逆転し、プロ初勝利をつかんだ。試合を終え、宮城は「途中まで勝ち運がないんかなと思いました。そのくらいドキドキしながら見ていましたけど、本当にみんながつないでくれた1勝なので。うれしいですね」とにっこり。初勝利のボールについては「親に感謝の気持ちを込めてお母さんに渡したい」と語った。

 2018年育成ドラフトで入団し、22年に支配下契約を勝ちとった。7年間の道のりを振り返り「長かったですけど、今後もそういう場面がまたあると思う。まずは自分のピッチングに集中して、次の試合も良い投球ができるように良い準備をしたい」と語った。

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