◆JERA セ・リーグ 巨人4ー2中日(16日・東京ドーム)
巨人が吉川尚輝内野手(30)の逆転3ランで連敗を4で止めた。1点を追う8回2死一、二塁、右翼ポール際に今季1号をたたき込み、お立ち台で男泣きした。
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吉川(巨)が今季1号の逆転3ラン。開幕から175打席目でのシーズン初本塁打は、松坂大輔(中)からプロ初本塁打を記録した18年の155打席目を上回り、最も遅い自身のシーズン1号となった。
本塁打のなかった17、19年を除き、年度別に吉川の1号を見ると(20年は新型コロナウイルスの影響で6月19日開幕、[数字]は打点、Vは勝利打点)
年・月・ 日 回 殊勲 勝敗
18・5・13 中(1)先制[2]〇V
20・6・19 神(7)逆転[2]〇V
21・4・17 D(6)――[1]〇
22・4・6 広(8)逆転[2]〇V
23・4・19 D(7)――[2]〇
24・5・10 ヤ(1)先制[1]〇V
25・5・16 中(8)逆転[3]〇V
7本のうち殊勲の一発が5本。全てV打になるなど、チームは7試合に全勝だ。
本塁打は通算で37本目。このうち逆転アーチは20年6月19日阪神との開幕戦、22年4月6日広島戦に次ぎ3本目となり、いずれもシーズン1号で記録。待望の一発でチームの連敗を4でストップさせた。(阿部 大和)