◆米大リーグ ドジャース―エンゼルス(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日午前11時10分開始予定)、本拠地・エンゼルス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。自己最長に並び今季初となる3試合連続本塁打で、両リーグ単独トップになる16号本塁打に期待がかかる。

 23年まで6年間所属した古巣・エンゼルスとの「フリーウェーシリーズ」の今季初戦。初めてエンゼルスと対戦した昨季は、4試合に出場して2本塁打を放つなど14打数4安打の打率2割8分6厘、5打点で存在感を見せつけた。

 絶好調で迎える古巣戦。14日(同15日)の本拠地・アスレチックス戦で4試合ぶりの本塁打となる13号先制ソロを放つと、自らのボブルヘッド人形が来場者全員にプレゼントされた前日15日(同16日)の同カードでは今季初の2打席連続本塁打となる14号3ラン、15号2ランを放ち、ジャッジ(ヤンキース)、シュワバー(フィリーズ)に並ぶMLB全体の本塁打トップに立った。5月はすでに13戦で8発を放ち、5月の月間本塁打数では23年に並んで自己最多。この日もアーチが出て3戦連発となれば今季初となる。

 エンゼルスの先発はジャック・コハノビツ投手(24)。大谷が退団した24年にメジャーデビューした右腕で、今季はここまで8登板で2勝5敗、防御率5・23の成績をマークしている。大谷は初対戦。投球の半分ほどを占める平均球速154キロほどのシンカーで打ち取るのが特徴だ。

 大谷は、前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合をのぞく42試合に出場。15本塁打(リーグ1位タイ)、28打点(同16位タイ)、52安打(同1位タイ)、打率3割1分(同8位)、OPS1・082(同2位)をマークしている。

チームも29勝15敗で、地区2位のパドレスに1・0ゲーム差で首位を走っている。

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