◆米大リーグ ドジャース―エンゼルス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
昨年に左足親指と左膝半月板の手術をしたドジャースのC・カーショー投手(37)が15日(日本時間16日)、昨年8月30日のダイヤモンドバックス戦以来、260日ぶりの復帰登板を果たした。初回は先頭ネトを空振り三振を奪ったが、右安と2つの四球で1死満塁のピンチ。
今季メジャーデビューを果たした24歳のダルトン・ラッシング捕手との“13歳差バッテリー”。MVP1度、サイ・ヤング賞3度受賞経験のあるメジャー通算212勝でドジャース一筋18年目のレジェンド左腕が、18年連続白星となる今季初勝利を狙う。初回はマウンドに向かうと、待ちわびたファンからの大歓声。先頭ネトをスライダーで空振り三振に仕留めると、球場が大いに沸いた。
昨年11月に左足と左膝の手術を受けてリハビリに専念してきた。今月11日(同12日)には3Aで先発し、1被弾を含む4回2安打2失点、2奪三振の内容だった。開幕からマイナーで調整して2A、3Aで5試合に登板し、計21イニングを投げて6失点だった。
チームでは左右の主戦投手のスネル、グラスノーが肩の炎症で離脱。新人ながら開幕からローテを守ってきた佐々木も右肩を痛めて負傷者リスト入りした。