◆米大リーグ ドジャース―エンゼルス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースは1点を追う4―5の6回に、今季メジャーデビューを果たした新星、D・ラッシング捕手(24)の右翼線への同点適時二塁打と、ワイルドピッチで逆転に成功した。さらに無死一、三塁の場面では、1番・大谷翔平投手の遊ゴロ併殺打の間にさらに1点を追加し、7―5とした。
この日は、昨年に左足親指と左膝半月板の手術をしたドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が260日ぶりの復帰登板。初回に3点を失うと、4回5失点でマウンドを降りたが、ドジャース打線が奮起した。
カーショーは、昨年8月30日のダイヤモンドバックス戦以来、260日ぶりの復帰登板を果たしたが、今季初白星&18年連続白星はお預けとなった。初回先頭ネトをスライダーで空振り三振に仕留めると、球場が大いに沸いた。だが、右安と2つの四球で1死満塁のピンチ。迎えた5番・オハピーに2点左前適時打を浴び、先取点を許した。さらに2死一、二塁から7番ルーゴに左中間への適時二塁打も許し、初回は38球を要して計3失点。それでもこの日は、直後にA・パヘス外野手が同点3ランを放つなど、レジェンド左腕を援護した。