◆米大リーグ ドジャース9―11エンゼルス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、今季初の6打数0安打に終わり、日本人メジャーリーガー史上初となる4試合連続本塁打はならなかった。

 エンゼルス時代の23年に同僚だった先発左腕Ty・アンダーソンと対戦した3打席は空振り三振、中直、空振り三振。

直球は150キロに満たないが、腕の位置を微妙に変えて投球するなど翻弄されて快音を響かせることは出来なかった。1点をリードした6回無死一、三塁のチャンスではエ軍時代に同僚だった3番手左腕・デトマーズと対戦したが、遊ゴロ併殺打。開幕から出場42試合連続で併殺打がなかった大谷が、前日16日(同17日)から2試合連続の併殺打となった。2点を追う8回先頭の5打席目は前日に本塁打を放った右腕・ゼファジャンとの対戦だったが、初球をはじき返すも二ゴロに倒れた。2点を追う9回1死一塁の6打席目は二ゴロに倒れた。

 試合はサイ・ヤング賞3度で通算212勝を誇る37歳左腕・カーショーの今季初登板初先発に注目が集まったが、初回に3点を失うなど4回83球を投げて5安打5失点で降板。味方打線が逆転して黒星こそつかなかったが納得のいく投球を見せることは出来なかった。

 ドジャースは3点を追う初回にパヘスの9号3ランで同点。2点を追う4回にはE・ヘルナンデスの7号ソロで1点差に迫り、6回にはラッシングの適時打などで3点を奪って一気に逆転した。だが2点リード7回に3番手右腕・イェイツがオハピーに10号3ランを浴びるなどして再び逆転された。1/3回を3失点で降板したイエーツは右太ももを気にしながら降板し、その後に球団から「右太もも裏の張り」とアナウンスされた。7回は打者一巡11人の猛攻を許して5失点。

2点を追う8回に2死一、三塁のチャンスを作ると、マンシーの左前適時打で1点差に迫ると、2死満塁でコンフォートがジャンセンの前に二ゴロに倒れた。

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