◆JERAセ・リーグ 阪神3―1広島(18日・甲子園)

 阪神・森下翔太外野手が長いトンネルを抜けた。同点の6回1死二塁から勝ち越しの左前打。

6試合ぶりの打点に「いい場面で一本出て良かった」と胸を張った。

 直近5戦は打率5分6厘(18打数1安打)と不振。「本当に打てなくて迷惑をかけていたので…」。16日の広島戦(甲子園)では“魚雷バット”を初使用。「全打席変えている」と打撃フォームの微修正を繰り返すなど、復活のきっかけを模索してきただけに、大きな一打となった。

 チームは首位をキープ。20日から巨人3連戦(甲子園)に臨む。前回の3連戦(5~7日)は打率5割7分1厘(14打数8安打)、3本塁打、9打点と打ちまくった主砲。「まだまだできることがいっぱいある」。伝統の一戦を前に、阿部巨人の天敵にスランプ脱出の気配だ。

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