今年で創設100周年を迎えた東京六大学野球。そのメモリアルを祝う横断幕が18日、神宮球場の正面に掲出された。

全日本大学野球連盟に加盟する26連盟の総意として、日本最古の大学野球リーグの節目を祝福することになった。

 呼びかけたのは、かつて全日本大学野球連盟の監督会会長も務めた、神奈川大学野球連盟の佐々木正雄理事長(76)だ。「我が国の学生野球の礎を創ってきた先人たちに心からの敬意を表するとともに、未来へのさらなる発展を願い、大学球界が一つになって、メッセージをさりげなく発信できればと思ったんです」

 提案には賛同の輪が広がった。「学生野球を発展させてきた大先輩たちへの功績を称えるとともに、感謝の思いを形にできてうれしく思います。ご協力いただいた神宮球場のみなさんや各連盟のみなさんに、心から感謝です」と佐々木理事長。大学球界の発展を願い、未来へ一丸となって取り組んでいく。

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