「一つ一つの球に手応えはあった」巨人・田中将大が２軍降格後初実戦で「前進」３回１失点　次戦も２軍登板予定
３回４安打１失点の田中将（右） 画像（1枚）

◆イースタン・リーグ　巨人１ー２オイシックス（１８日・八王子）

　２軍調整中の巨人・田中将大投手（３６）が１８日のイースタン・オイシックス戦に先発し、降格後初実戦で予定の３回を４安打１失点。４３球全てセットポジションから最速１４８キロを計測した。

捕手の小林から「良くなってますよ」と声をかけられ「一つ一つの球に手応えはあった。ただ、右のインサイド（の制球）にミスが多い。前進はしてますけど、細かいとこは練習しないといけない」と収穫と反省を持ち帰った。

　雨天中止でスライドとなったが、初回先頭で陽岱鋼から空振り三振を奪うなど２回までに３Ｋ。右打者の外角低めの精度が向上する一方、先制を許した３回は内角狙いの速球が甘く入った。３回３失点で降板した１日・広島戦（東京Ｄ）以来１７日ぶりの登板に「１軍で貢献したい思いを大前提として、課題に向き合うのが一番大事。６、７回をこなせるように」。次回も２軍での先発が見込まれる。

編集部おすすめ