◆米大リーグ ドジャース―エンゼルス(18日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日午前5時10分開始予定)、本拠地・エンゼルス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。2試合ぶりの本塁打となる17号に期待がかかる。

 「6番・中堅」では右足首を痛めて負傷者リスト(IL)に入っていたトミー・エドマン内野手(30)が復帰してスタメン入り。エドマンの昇格に伴って、クリス・テーラー外野手(34)が自由契約(戦力外通告)となってメジャーの試合出場の前提となる40人枠を外れたことを球団が発表した。

 テーラーは14年にマリナーズでメジャーデビューすると、16年途中にドジャースに加入。今季がチーム10年目、メジャー12年目となった経験豊富なベテランだ。内外野を幅広く守るユーティリティー性もあって17~23年はレギュラーとして活躍。通算108本塁打、打率2割5分、433打点、89盗塁でチームを支えてきた。

 だが、昨季から打撃不振に陥り、昨季は87試合で打率2割2厘、今季もここまで28試合で0本塁打、2打点、打率2割だった。同じユーティリティー枠にはE・ヘルナンデス、金慧成らが存在感を示していることもあり、この日の試合前にはロッカーの席がなくなっていた。今季は4年総額6000万ドル(約87億円)契約の最終年だった。

 20、24年と2度のワールドシリーズ制覇に貢献した功労者とあってドジャースは球団公式「X」(旧ツイッター)で「2度のチャンピオンをLAにもたらしてくれてありがとう。ロサンゼルスの街のためにグラウンド内外でしてくれたすべてのことは決して忘れることが出来ない。感謝しています」とつづった。

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