「チーム一丸になれた」巨人・阿部監督が連夜の４時間超え激闘制し通算１００勝「本当に大きい１勝」
ファンの声援に応える阿部監督 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　阪神２ー３巨人＝延長１１回＝（２２日・甲子園）

　２日連続４時間超えの熱戦を執念で制した。午後１０時１８分に試合終了。

阿部監督は監督通算１００勝となった。「俺が１００勝したわけじゃないからね。選手が頑張ったり、サポートしてくれるチームの人たちがいてそういう数字が出た」。結束して１勝をもぎ取った。

　３、７回の満塁機を逃し、満塁でのチーム打率は１割５分８厘に。それでも浅野や中山が一塁に頭から滑り込むなど闘志むき出しで立ち向かった。「ケガを恐れずヘッドスライディングしたり、気持ちを見せたりできているので。チーム一丸になれたかなと」。両軍２度ずつの満塁機は互いに無得点。気迫で接戦を勝ちきった。

　試合前のフリー打撃が終わると毎回、帽子を取って「ありがとう」と裏方スタッフに頭を下げ、感謝を示し団結力を高める。「本当に大きい１勝。

この甲子園で勝ち越したのも、すごく今後にいい影響が出る３連戦だった」とナインをたたえた。（片岡　優帆）

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