「第32回中四国春季大会」(18日・長浜晴海ふれあいパーク)◆小学生の部 ▽決勝 宇和島ボーイズ10ー2今治中央ボーイズ

 今治中央は投手陣が乱れ、2023年大会以来の優勝はならなかった。

 またしても涙をのんだ。

2点リードから最終回に逆転負けを喫した支部予選に続く、ライバルとの最終決戦。今治中央ナインは雪辱を期して臨んだが、およばずに準優勝。青野幸主将は「みんな、全力でやれたのは良かった。でも、やっぱり優勝したかった」と悔やんだ。

 初回に1点を先取されたが、その裏に1死から御手洗が右越え二塁打。続く関のタイムリーですぐに追いついた。だが、3、4回に3ランを被弾。相手の勢いに押されたか、2~5回は無安打と沈黙してしまった。

 それでも最終6回、関の安打を起点に4番・伊藤の犠飛で1点を返す意地を見せた。2年ぶりの春の中四国王者を逃したが、キャプテンは「攻撃で、みんなが後ろにつなぐ意識があったのは良かった。もっとスタートから声で盛り上げられるようにして、全国制覇を狙っていきたい」と成長を誓った。

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