オリックス・東晃平投手(25)が23日、24日のソフトバンク戦(熊本)の必勝を誓った。自身の今季初勝利を懸けたマウンド。
前回17日の西武戦(ベルーナドーム)は5回2失点。白星こそつかなかったものの、昨年8月に受けた右肘の手術から復帰2戦目での好投に「打者の反応的に、しっかりと真っすぐで押せていた」と手応えをつかんだ。中6日での登板は今季初。「しっかり(体の)張りは抜けたって感じはあるし、状態はいい。試合ごとによくなっていってると思うので、次も何かいいものを見つけられるように」と楽しみな様子を見せた。
自身初となる熊本での登板を前に、印象を聞かれた右腕は「くまモン」と笑顔で回答。マウンドについては「地方球場は行ってみないと分からない。ブルペンとの高さが違ったり、いつもより柔らかいというのは出てくると思うので、頭に入れて入っていけたら」と、念入りに確認するつもりだ。
22年のデビューから先発だけで無傷の8連勝を飾った“負けない男”。昨年6月15日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来の白星を挙げ、完全復活への一歩を踏み出す。